約 1,746,080 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/214.html
ACTの使い魔-1 ACTの使い魔-2 ACTの使い魔-3 ACTの使い魔-4 ACTの使い魔-5 ACTの使い魔-6 ACTの使い魔-7
https://w.atwiki.jp/animerowa/pages/373.html
キャラクターは名簿順に並んでいます。SSの順番は時系列順です。()内のSSは死体、回想などで登場しています。 【攻殻機動隊S.A.C】 名前 登場話 登場回数 草薙素子 36 見えない恐怖 female gorilla47 RESSRRECTION LOUISE~即席のスリーアロー~84 現実の定義 Virtual game119 幸運と不幸の定義 near death happiness 4 バトー 43 不思議の国のバトー99 「きゃっほう」/「禁則事項です」/「いってらっしゃい」106 Ground Zero 3 トグサ 55 ムーンマーガレット99 「きゃっほう」/「禁則事項です」/「いってらっしゃい」121 仕事132 トグサくんのミス137 正義の味方155 お別れ180 Wind ~a breath of cure~187 「救いのヒーロー」(前編)187 「救いのヒーロー」(後編)197 孤独な笑みを夕陽にさらして203 【薄暗い劇場の中で】(217 以心電信)218 I believe you222 【団員の家出/映画監督の憤慨】 13(14) タチコマ 34 STALKER70 人ならざるもの達の午前 Water Requiem78 死と少女と110 -目的- -選択- -未来-113 触らぬタチコマに祟り無し Flying tank159 黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形165 Boys don t cry173 ぶっ飛ばせ! レヴェッカさん189 鉄の鎧纏った僕を動かしてく Going on207 「ゼロのルイズ」(前編)207 「ゼロのルイズ」(後編)215 なまえをよんで Make a Little Wish(前編)215 なまえをよんで Make a Little Wish(後編) 13 【ゼロの使い魔】 名前 登場話 登場回数 平賀才人 46 弓兵と使い魔、そして皇57 有機生命体の耐久度調査 2 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール 24 「うん、それ無理」36 見えない恐怖 female gorilla47 RESSRRECTION LOUISE~即席のスリーアロー~84 現実の定義 Virtual game119 幸運と不幸の定義 near death happiness129 「サイトと一緒」141 二人の少女 恐怖のノイズ/二人旅163 二人だけの第三楽章~復讐の炎は地獄のように胸に燃え~183 響け終焉の笛193 調教195 【黒禍】207 「ゼロのルイズ」(前編)207 「ゼロのルイズ」(後編)215 なまえをよんで Make a Little Wish(前編)215 なまえをよんで Make a Little Wish(後編) 15 タバサ 31 reckless snow wind 1 【魔法騎士レイアース】 名前 登場話 登場回数 獅堂光 33 最速×騎士×被害者82 暴走特急は親友の夢を見るか87 雨は未だ止まず112 くじけそうになったら涙を139 恋のミクル伝説(前編)139 恋のミクル伝説(後編)150 暴走、そして再会なの!172 契約しよう186 THE TOWER~ 塔 190 魔法のジュエル ほしいものは207 「ゼロのルイズ」(前編)207 「ゼロのルイズ」(後編)213 FOOLY COOLY(221 鷹の団(前編)) 13(14) 龍咲海 34 STALKER(82 暴走特急は親友の夢を見るか) 1(2) 鳳凰寺風 18 お茶会inロワイアル69 ギーガ鉄道の夜101 眼鏡と炎と尻尾と逃避と紅茶123 親友を失った悲しみと、愛する人を失った悲しみ174 今、助けに行きます180 Wind ~a breath of cure~202 「何人たりとも俺は止められない!」/「まぁ、速い」212 「ゴイスーな――」228 ここがいわゆる正念場(前編)228 ここがいわゆる正念場(後編) 10 【ベルセルク】 名前 登場話 登場回数 ガッツ 14 奥様は6インチの魔法少女!48 復讐の道を行く男、愛に生きる女68 何だってんだ138 ハードボイルド・ハードラック149 約束された勝利/その結果172 契約しよう186 THE TOWER~ 塔 194 復讐少女 ~rachen Sie Madchen~207 「ゼロのルイズ」(前編)207 「ゼロのルイズ」(後編)221 鷹の団(前編)221 鷹の団(後編)224 黄金時代(前編)224 黄金時代(後編) 14 キャスカ 50 飛び込んで行け、夜へ83 ある接触116 吸血鬼DAYDREAM139 恋のミクル伝説(前編)139 恋のミクル伝説(後編)149 約束された勝利/その結果172 契約しよう186 THE TOWER~ 塔 194 復讐少女 ~rachen Sie Madchen~207 「ゼロのルイズ」(前編)207 「ゼロのルイズ」(後編)221 鷹の団(前編)221 鷹の団(後編)224 黄金時代(前編)224 黄金時代(後編) 15 グリフィス 51 淵底に堕ちた鷹73 老兵は、120 影日向157 いつか見た始まり183 響け終焉の笛193 調教221 鷹の団(前編)221 鷹の団(後編)224 黄金時代(前編)224 黄金時代(後編) 10
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/780.html
「それほんと?」 ルイズは疑わしげにジョニィを見つめながら言った。 あの後、ジョニィは授業の終わったルイズの部屋へ連れて行かれ、お互いの情報をある程度交換した。 ───もちろん『遺体』やスタンドの話はしなかったのだが。 彼女、ルイズが言うにはここはハルケギニアのトリステイン魔法学院で今いる場所はトリステイン魔法学院の寮内のルイズの部屋。 学院の生徒は二年生に進級する際、『使い魔』を召喚する。 自分はルイズにその『使い魔』として1890年のアメリカ・ミシガン湖畔から召喚されたらしい。 (なんか…すごい話だ…すごい出来た話で…でも…かなり頭がイカれてる…) いつぞやの地質学博士のときと同じようなことを思ったジョニィだったが さすがに空を飛ぶドラゴンやグリフォン、そして空に輝く二つの月を見て信じざるをえなかった。 (ここは本当に…僕がいた世界じゃないのか…?) 「僕が嘘をつくメリットが無い」 一方ルイズは目の前で夜食用のパンを食べる男にますます疑いの眼差しを向ける。 それもそうだ。 彼は昨日までアメリカという場所で世界中が注目する大陸横断レースに参加していたと言うのだ。 そんな国もレースも聞いたことがない。 この平民は自分を何も知らない貴族だと思って嘘をついているのだろうか。 「信じられないわ」 「僕だって信じられない」 「別の世界ってどういうこと?」 「魔法使いなんてイカレたことを言いだす人間は…変態地質学者くらいだと思う。月だって一つしかない」 そう言ってジョニィは窓から見える二つの月を指差す。 SBRレースでは何度も野宿を体験した。 もちろん雨や雪の日もあったが夜には美しい月が見える日も多かった。 そしてその月を一緒に見ていた友人のことを思い出す。 (もう夜になってしまった…ジャイロ…君は…大丈夫だろうか?) そう思うと急に心配になってきた。ゴールが近づくにつれて大統領の刺客の攻撃も執拗になっている。 黄金の回転で強化されたスタンドを持つ今、足手まといにはならないだろう。 「それで…君には悪いんだけど僕を元の世界に帰してほしい。使い魔は他を当たってくれ」 「無理よ。一度契約を結んだ使い魔を元の世界に戻す魔法なんて無いわ」 「なにそれ!?勝手に召喚しておいて無理ッ!?」 「無理なものは無理なのよ」 その言葉にジョニィはガックリとうなだれる。 このままでは遺体を集めることも回転の技術を学ぶことも出来ない。 だがこのままここにいるわけにもいかない。 (何が何でもレースに戻って大統領やDIOより先に遺体を全て集めたい…) そう考えれば…元の世界に戻る方法を探すのにこの学院という場所はベストだろう。 情報も入ってくるだろうし、文献を探せば帰る方法が見つかるかもしれない。 (立ち止まるわけにはいかない…ここで立ち止まれば僕の心は再び死ぬ) 「…わかった」 「え?」 「だから君の使い魔だっけ?なるよ…。でも帰る方法が見つかったら僕はすぐに帰らせてもらうぜ」 「口の利き方がなってないわ。『なんなりとお申しつけください、ご主人様』でしょ?」 「………」 頭にタスクで風穴開けてやろうかと、少し考えるジョニィであった。 「それで、使い魔って何するんだい?」 「まず、使い魔は主人の目となり、耳となる能力を与えられるわ。…でも、あんたじゃ無理みたいね。わたし、何も見えないもん」 「他は?」 「秘薬を見つけたり、あと、主人を敵から守るって役目もあるわ。これが一番重要なんだけど、あんたじゃ無理ね」 そう言ってルイズはジョニィの脚を見る。 直接聞いたわけではないがルイズもジョニィの脚が動かないことには気付いている。 魔法が使えない平民が戦闘中に動けないようでは戦うことなんて無理!とルイズは考えていた。 「だからあんたに出来そうなことをやらせてあげるわ。炊事、洗濯、その他雑用」 「まあ…いいさ」 その言葉を肯定と受け取ったルイズは小さく欠伸をした。 「さてと、しゃべったら眠くなっちゃったわ」 「で、僕はどこで寝ればいいんだ?」 ルイズが指差したのは床だった。 「野宿には慣れてるけど…僕は犬や猫じゃあないんだ」 「仕方ないでしょ。ベットは一つしかないんだから」 そう言うとルイズは一枚毛布を投げてよこした。 それから何にも言ってないのに勝手に衣服を脱ぎ始め… 「それ明日になったら洗濯しといて」 …そう言ってパンティやキャミソールを投げてよこした。 ───あなたならどうする?最高だった…… 「最高じゃあないッ!おまえ何してるんだルイズーーッ!!洗濯はともかく理由を言えーーーッ!!」 驚くジョニィをルイズはきょとんとして見る。 「寝るから着替えるのよ」 「き、君は男の前で着替えてもなんとも思わないのかッ!?」 「男?誰が?あんたは使い魔じゃない」 そう言ってルイズがぱちんと指を弾くと部屋のランプが消えた。 ジョニィはパンティやキャミソールを部屋の隅に押しやるとそのまま毛布を被った。 寝袋を取ってこようかとも考えたが馬舎まで行く気力も尽きた。 ───ジャイロ、君は女は禍を運んでくると言ってたけど…その通りだったよ… To Be Continued =>
https://w.atwiki.jp/rs-userfaq/pages/767.html
RM-054 レッドジャイロ 種類: カテゴリ: 必要パワー: 追加条件: 特徴: テキスト: 対応FAQ なし
https://w.atwiki.jp/ps2sd/pages/106.html
【主な内容】 シーンセレクト&ビジュアルモードコンプリート 【注意点】
https://w.atwiki.jp/vipjojogames/pages/20.html
__.. ..,, _,.. 、 /´==/ ` '´ _ \ 、_____ /==イ / / ,. \ \ \  ̄二>----'/\{ / \ 、\ 丶、 メェー───ェ 丶 == /≧ミ、 \\\\`ソ! ハ なんだっけ \ / _,._, `r丶、\\._,/ .j/ | 亡 -lァ _ __L 丶、 /7 f・ヾ! ,. _‐‐ \\ /i // } 心 /|'´ し / こ ア ア ア / / `ヲ' __゚うン´ i\丶.,へ、/ ,. -─/ ハ. `つ ー‐' 〈 i \.\/ ┌‐┐ , , , , , , , / __// .く r‐-、 / ヽl \\ ノ / \ / \ / \ / \/ \ / \ / \ // / i } ̄^ヽ l; ! / \\ , , , , , , , i / / l iノ /,ハi l rv(.l / |‐- 丶\ / \ / \ / \ / \/ \ / \ / \ツ! l / // /- /___,ノ! / l / /} `¨\ r─へ / / ( (エェヲl 〈,ソ /l /イ / \ ,.┘ー--、}⌒! ;' /`ト--}_ノ 「 レ' ./ l. / イ __,,.. -‐==‐-、 \ / } __i,.}匸j i ,' ヽ--一く¨´-‐ ニ二l. / / / `i¨´ / ( _i_/ ヽ ! i;.、 \_ヽ---─‐ノ./一'´ / _,... -─ -、\ ,.イ (  ̄ ___lノ l;ヘ、」ー' /、 `¨ \ / / ヽ ヽ f ! `ー'´ /l /-' l \ r‐.、 rへ `iヽ.,ノ! / ', | l/\ | {_レ-'¨´ / l ヽ `ー' 〈ヽ、` ./ l / i l .l ヽ--'l i / / `¨i\ ヽ. / ;ハ. / ;. -- 、 { ! ────────────────────────────────── スタンド名―「ジャイロの七日で一週間」 ジャンル―時計 ────────────────────────────────── 概要―SBR16巻巻末、「七日で一週間」の出来のいいパロドットがうpられてたので それで作った時計。 このドットはホントに出来がよくて感動した。 もらった。顔こえーw乙例の時刻に寝てばかりいてすまぬ (2009-02-18 16 18 49) 泣いてるやつばっかり (2009-08-03 14 09 43) コメント
https://w.atwiki.jp/emp3037/pages/204.html
PR-005 ジャイロ&ジョニィ PR-005 [[キャラ]] [[スティール・ボール・ラン]] 友 P2 S(3) T2 ☆☆☆ 友友 ジャイロ、ジョニィ 人間 出典: ※ウルトラジャンプ2007年8月号の付録 2008年10月~12月の店舗大会『ショップカードバトラーズ2008 第3ステージ』の参加賞
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/240.html
朝食を終えたルイズと康一は、授業が行われる教室へと向かっていた。 今後、どうやったらルイズと衝突せずに生活できるか、などと考えている康一。 ちびの癖に生意気な犬をどうやって躾けようかしら、などと考えているルイズ。 二人とも無言で、今後についてのことを一生懸命考えていた。 そんな二人の前に、一人の色気を放っている赤い髪のナイスボディな女性と、真っ赤な巨大トカゲが現れる。 思案に暮れていた康一は、目の前に現れた魔物とおっぱい星人に気づいておらず、 おっぱい星人の使い魔である、真っ赤な巨大トカゲと思い切りぶつかった。 「うわっ!?」 尻餅をつき、顔とお尻をさすりながら前を見ると、のっそりとした巨大トカゲが康一をジーッと見ていた。 「うわぁぁあああああっ!?」 その姿に思わず驚き、康一は半身起こしただけの状態で後ずさりする。 「あら、大丈夫? おチビちゃん」 「ちょっとキュルケ! 私の使い魔に何するのよ!」 「あら、余所見をしていたのは貴方の使い魔でしょ」 そう言って、キュルケと呼ばれた女性はせせら笑う。 康一は床に手をつきながら立ち上がり、ペコリと頭を下げて謝った。 「す、すみません、考え事をしていたもので……」 素直に謝る康一を見て、ルイズは不機嫌そうな顔をする。 「ちょっと! こんな奴に謝らなくてもいいの!」 「僕が余所見してたんだから、悪いのは僕だし、ちゃんと謝らなくちゃいけないよ」 そんなやり取りを見ながら、キュルケはニヤニヤと笑いながら康一を見ている。 「それにしても、平民を使い魔にするなんて、貴方らしいわ。さすがはゼロのルイズ」 「うるさいわね」 とっとと目の前から消えろと言った感じの表情で、ルイズはキュルケを睨みつける。 「ところでそっちのおチビちゃんは、誰かさんと違って随分と礼儀正しいみたいね。一瞬、どっちが使い魔なのか分からなかったわ」 立て続けに嫌味を言うキュルケに、ルイズは康一を指差しながら怒鳴った。 「こいつのどこが礼儀正しいのよ!」 「少なくとも貴方よりは品性があるわね」 「ど・こ・が! 目が腐ってるんじゃないの!?」 「あらあら、品性のかけらもない言葉遣いね、ヴァリエール」 余裕のある笑みを浮かべるキュルケと対照的に、ギリギリと歯軋りさせながら怒りの形相を浮かべるルイズ。 少なくとも、彼女達は礼儀正しくないよなぁ、などと思いながらルイズ達を見ている康一。 「何か用でもあるわけ!? 用がないなら鬱陶しいから早く私の視界から消えて」 「あら、用ならあるわよ。あたしも昨日、使い魔を召喚したのよ。誰かさんと違って、一発で呪文成功よ」 そう言って、巨大トカゲの頭を撫でるキュルケ。 「えーと、その大きなトカゲがキュルケさんの使い魔って奴ですか?」 康一は物珍しそうに、キュルケの隣でのっそりとしている巨大トカゲを見て言った。 「そう、素敵でしょ。火トカゲよー。見て? この尻尾。 ここまで鮮やかで大きい炎の尻尾は間違いなく火竜山脈のサラマンダーよ?ブランドものよー」 康一は、あんなにそばにいて熱くないのかなぁ、などと思いながらサラマンダーに近づいた。 「凄いなぁ~、こんな生き物見たことないよぉ~。 カッコいいなぁ~」 「そうでしょ? 貴方、見る目があるわ。誰かさんと違って」 康一は、サラマンダーを触ったり撫でたりして、目を輝かせている。 自分の使い魔を称えられているキュルケも、気分よさそうに康一に色々とサラマンダーについての説明をしていた。 和気あいあいとした雰囲気の中、一人だけ暗黒の空気に包まれている者がいた。 他でもない、ルイズである。 目を逆三角形にしながら、康一の背中を引っつかんで自分のそばに引き寄せる。 「何楽しそうにおしゃべりしてんのよ! あんたは私の使い魔でしょ!」 「あら、私の使い魔になりたがってるんじゃないかしら? あなたと違って、魅力があるしね」 そう言われて、キッと康一を睨みつけるルイズ。 康一は、必死に顔を横に振って否定の意を表す。 「ハイ、そーです」なんて肯定したら、殺されそうな勢いだった。 「そういえば、まだ名前を聞いてなかったわね」 「あ、広瀬康一です」 「ヒロセコーイチ? ヘンな名前ね。ま、覚えておいてあげるわ」 そう言うと、炎のような赤髪をかきあげ、颯爽とキュルケは去っていった。 大柄な体に似合わない可愛い動きで、サラマンダーがその後を追う。 「くやしー! ただ自慢しにきただけじゃない! 火竜山脈のサラマンダーを召喚したからって!」 「ま、まぁまぁ……」 ルイズは、自分をなだめようとしてくる康一を睨みつける。 「うるさいわね! 今日は晩御飯もヌキッ!」 「えぇ~ッ! 何でェー――ッ!?」 「ご主人様をそっちのけにして、他人と仲良くした罰よ! なによ、私にはあんな顔しない癖に!!」 そりゃ、キミがワガママ言うからだよ、などとは口が裂けても言えない康一。 これ以上刺激したら、もっと空気が悪くなりそうだ。 「行くわよ! フンッ!!」 ドッカドッカと、品性のかけらも無い歩き方で教室へ向かう。 康一は、どっと疲れたような足どりで、肩を落としながらルイズの後を追った。 重い空気の中、やっとのことで教室につく。 康一とルイズが中に入っていくと、先に教室にやってきていた生徒達が一斉に振り向いた。 そして、康一とルイズの姿を見るなり、クスクスと笑い始める。 そんな生徒達を無視して、康一は辺りをキョロキョロと見回す。 教室は、大学の講義室のようだった。 ちょうど、教室の真ん中くらいの所には先ほどのキュルケもいた。 周りには、数人の男が取り囲んでいる。どうやら相当モテるらしい。 よく見ると、皆、様々な使い魔を連れていた。 キュルケのサラマンダーをはじめ、フクロウや、巨大な蛇や、よく分からない謎の生物も沢山いた。 「へぇ~、色んな使い魔がいるなぁ~」 「あんたも使い魔でしょ。まったく、少しは自覚しなさいよ」 ルイズは不機嫌そうな声で答え、席の一つに腰をかけた。 康一も隣の席に座る。ルイズが康一の横っ腹を肘で小突いた。 「イテッ! こ、今度はなに?」 「ここはね、メイジの席。使い魔のアンタは床」 康一は、ムッとしながらも、床に座った。 机が目の前にあって窮屈だったが、康一は我慢する。 そうこうしている内に、扉が開いて、先生が入ってきた。 紫色のローブに身を包んだ彼女は、教室を見回すと、満足そうに微笑んで言った。 「皆さん、春の使い魔召喚は、大成功のようですわね。 このシュヴルーズ、こうやって春の新学期に様々な使い魔たちを見るのがとても楽しみなのですよ」 ルイズは俯いた。 「おやおや。変わった使い魔を召喚したものですね。ミス・ヴァリエール」 シュヴルーズが、康一を見てとぼけた声で言うと、教室中がどっと笑いに包まれた。 「ゼロのルイズ! 召喚できないからって、その辺歩いてた平民を連れてくるなよ!」 キュルケの件もあって、かなり不機嫌だったルイズは、机をバンッ叩いて大きな声で怒鳴りつける。 「違うわ! きちんと召喚したもの! こいつが来ちゃっただけよ!」 「嘘つくな! 『サモン・サーヴァント』ができ……ッ! ッ!!」 突然、ルイズをバカにしていた男が、一言も喋れなくなる。 周りで笑っていた生徒は、突然喋らなくなった男を不思議そうに見ていた。 「フン! 言いたいことがあるなら最後まで言ってみなさいよ、かぜっぴきのマリコルヌ!」 マリコルヌと言われたその男は、反論しようとしたが、声が出なかった。 否、出ないというよりは、防音室にいる時のように、声が全く響かなかった。いくら喋っても、声が届かない。 「みっともない口論はおやめなさい。授業を始めますよ」 シュヴルーズは、こほんと重々しく咳をすると、杖を振った。机の上に、石ころがいくつか現れた。 「私の二つ名は『赤土』。 赤土のシュヴルーズです。『土』系統の魔法を、これから一年、皆さんに講義します」 授業は淡々と進んでいき、康一はその光景をボーっと見ていた。 『火』、『水』、『土』、『風』の四つの魔法があるだとか、『土』系統の魔法は重要だとか、そんな話だった。 「今から皆さんには、『土』系の魔法の基本である、『錬金』の魔法を覚えてもらいます」 シュヴルーズの話を聞いていた康一の横から、ルイズが話しかけてくる。 「ねえ」 「なに~? 今、先生が何かやってるみたいだよ。ちゃんと見なくていいの?」 「そんなことはいいの。あんた、さっき『何か』した?」 「『何か』って?」 「だから……さっき、マリコルヌがいきなり喋らなくなったでしょ?」 康一は、「ああ、あれね」と言った表情でルイズを見た。 「そうだね。何でだろうねぇ~。でもま、静かになって良かったんじゃない?」 「……そうね。ま、いいわ。良く考えたらあんたが何か出来るわけないし」 そう言って、ルイズは再び授業に参加した。 康一はエコーズで、マリコルヌに張り付いていた『シーン』という文字を密かに回収し、 誰にも聞こえないような小さな声で呟いた。 「いくらワガママでも、自分の主人をバカにされるのは、気分が良くないからね……」 「……今、何か言った?」 「何も~?」 康一はとぼけたような声で言った。 ルイズが、康一を怪訝な目で見つめていると、シュヴルーズに声をかけられる。 「ミス・ヴァリエール」 「え……? は、はい!」 「今日はあなたにやってもらうわ。ここにある石ころを、望む金属に変えてごらんなさい」 「え? わたし?」 ルイズは立ち上がらずに、困ったようにもじもじとしている。 その様子を見て、頭に?マークを浮かべながら康一は質問する。 「……行かないの?」 「……」 ルイズは康一の質問を無視し、困った顔をしているだけだった。 なかなか立ち上がらないルイズに、シュヴルーズは再び声をかける。 「ミス・ヴァリエール! どうしたのですか? 早く立ち上がってこちらに来なさい」 しかし、それでもルイズは立ち上がらない。 「ねえ、行かなくていいの?」 その様子を見ていたキュルケが、困ったような声で言った。 「止めた方がいいと思いますけど……」 「どうしてですか?」 「危険です」 キュルケがきっぱりと言うと、教室のほとんど全員が頷いた。 「危険? どうしてですか?」 「ルイズを教えるのは初めてですよね?」 「ええ。でも、彼女が努力家ということは聞いています」 そういう風には見えないけどなぁ、などと思いながら康一はルイズを見る。 「さぁ、ミス・ヴァリエール。気にしないでやってごらんなさい。失敗を恐れていては何も出来ませんよ?」 「ルイズ。やめて」 キュルケが蒼白な顔で言った。 しかし、ルイズは立ち上がった。 「やります」 そして、緊張した顔で、つかつかと教室の前へと歩いていった。 せめて声援は送ろうと思った康一が、ルイズに向かって言う。 「頑張ってねー!」 しかし、周りの生徒たちは「余計なことを言うな」という顔をしている。 皆、何であんなにおびえた表情をしているのかなぁ? と康一は思った。 「ミス・ヴァリエール。錬金したい金属を、強く心に思い浮かべるのです」 こくりと頷き、ルイズが手に持った杖を振り上げた。 唇をへの字に曲げ、真剣な顔で呪文を唱えようとする。 すると、他の生徒たちが一斉に椅子や机の下に隠れた。 何で皆、机の下に隠れてるんだろう? と康一が思った瞬間――。 ドグォンッ! ――大きな音を立てて、机と石ころが爆発した。 爆風をモロに受け、ルイズとシュヴルーズ先生は黒板に叩きつけられた。 「うわあああああっ! な、な、何事!? まさか敵スタンドッ!?」 大きな爆発によって、康一は半ば混乱しながら、ACT2を出して辺りを見回した。 過去に、敵を爆破するスタンドに襲われた康一は、汗をダラダラと流しながら、攻撃に備えている。 もっとも、爆発を引き起こしたのはルイズなので、敵スタンドなど存在はしない。 そうこうしてる内に、驚いた使い魔たちがあっちこっちで暴れていた。 キュルケのサラマンダーがいきなり叩き起こされたことに腹を立て、炎を口から吐いた。 その炎で、マリコルヌが黒焦げになった。 マンティコアが飛び上がり、窓ガラスを叩き割り、外に飛び出していった。 割れた窓ガラスのシャワーがマリコルヌに全部突き刺さった。 「うわあああッ! そ、そこにいるのかッ!?」 窓ガラスの音に反応し、康一がACT2の音攻撃をする。 バゴーンという文字は、不幸にもマリコルヌに命中した。 口から血ベトを吐いて、痙攣するマリコルヌ。 駄目押しと言わんばかりに、割れた窓の隙間から入ってきた大蛇が、マリコルヌを飲み込んだ。 教室が阿鼻叫喚の大騒ぎになる。教室の隅では、丸飲みにされたマリコルヌの救出活動が行われていた。 「だから言ったのよ! あいつにやらせるなって!」 「ええい! ヴァリエールなんて退学になればいいんだ!」 「マリコルヌーッ! しっかりしろーッ! 食われちゃいかーんッ!!」 康一は呆然としていた。 誰かの攻撃かと思っていたが、生徒全員が口を揃えてルイズの文句を言っている。 つまり、さっきの爆発はルイズの仕業である可能性が高い。 至近距離で爆発に巻き込まれたシュヴルーズ先生は、ピクピクと痙攣している。 何やらうわ言で「ビ・チ・グ・ソ・が……」と言っているような気がしたが、康一は聞かなかったことにした。 一方、爆発を引き起こした張本人であるルイズは、煤で真っ黒になっていた。 ハンカチを取り出して、顔についた煤を拭うと、淡々とした声で言った。 「ちょっと失敗みたいね」 当然、他の生徒達からは猛然と反撃を食らう。 「ちょっとじゃないだろ! ゼロのルイズ!」 「そうだ! お前のせいで、マリコルヌが…マリコルヌがなぁ……!」 「いや、マリコルヌは生きてるぞ」 康一は、何でルイズが『ゼロのルイズ』と呼ばれて、バカにされてるのか理解した。 シュヴルーズ先生――この後、治療を施された。 マリコルヌ――再起不能。 To Be Continued →
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10386.html
登録日:2012/11/04 Sun 21 59 43 更新日:2024/09/05 Thu 11 57 13NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 HUNTER×HUNTER NGL アリ ウィンドブレイカー キメラ=アント ジャイロ ツェペリ テロリスト予備軍 ラスボス候補 創始者 国家元首 念能力者 毒親の被害者 毒親育ち 蟻 邪な只の男 非凡なる凡人 ジャイロとは『HUNTER×HUNTER』の登場人物。 ■概要 キメラアント編に登場する人物でNGL(ネオグリーンライフ)の創始者。 突然変異で2m近い大きさになったキメラアントの女王が住みかを侵略する際、女王に喰われキメラアントにされてしまう。 ■人間だった時の記憶について 出身地はどこかの国の飯場。 母親はおらず、父親との2人暮らし。 父親はまともにジャイロを育てようとせず、子供にもかかわらずレンガの積み方等の作業を強要させ、その給料は全て父親に奪われた。 7歳になって言葉を話せるようになったといった過酷な生活を送ってきた。 さらにある日、ジャイロは一回り歳の離れた青年と喧嘩をし、父親が通りかかるも、一度、目を合わせるも何事もなかったかのように通り過ぎ去ってしまう。 この時、ジャイロは父親にとってただの金ヅルだということを悟る。 そして、12歳の時に父親の後頭部をハンマーで殴り殺害し、飯場からいなくなる。 9年後にはNGLを設立し、さらにその9年後にはNGLは国家として認められるようになるといった凄まじい功績を残す。 しかし、全世界に麻薬をバラまくというのがジャイロの本当の目的であり、あくまでNGLは麻薬を作る為のカモフラージュでもあった。 ■キメラアントとしての活躍 人間を襲うどころか、ゴン逹とも会うこともなくどこかに消え去ってしまう。 ヘタレで逃げたわけではなく、自分の意思で女王の元からいなくなった。 普通女王に喰われ、人間から生まれ変わったキメラアントは人間の記憶が殆どなくなり、女王の為だけに働くようになるといった洗脳状態にさせられる。 ピトーやプフも元は人間であり、女王や王に忠誠を誓うよう洗脳されている。 (ユピーは人間ではなく魔獣との混合だが) にもかかわらず、「世界に悪意をバラ撒きたい」という強靭な意思で人間だった時の記憶を思いだし、すぐに女王の元から立ち去ったのだ。 すべてを失ったにもかかわらず、最初から地道に活動する気満々とメンタルに関しては作中でも屈指の人物とも言えるだろう。 今の所出番は不明だが、かつての同士と共に官僚としてはかなり優秀だったビゼフが合流しそうなので、わりと早い段階で行動を起こすようになるのかもしれない。 追記・修正はどんな逆境でも人間の底知れねェ悪意を貫ける人にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] イカルゴ達の話聞いてると悪人なイメージが持てない -- 名無しさん (2014-02-15 15 35 58) ↑アイツら元々悪人だし。てか人望を得れるだけのコミュニケーション能力や頭が無かったら国家規模の組織なんて作れんだろう。 -- 名無しさん (2014-02-15 15 48 13) 作中では「わりと早い段階」かもしれないが我々からすればいつになるやら… -- 名無しさん (2014-02-15 15 59 46) ↑2 いや、そうなんだけど…。なんていうか、吐き気を催す邪悪みたいなそういうゲスなイメージがどうしても湧かない -- 名無しさん (2014-04-09 21 44 12) ↑確かに 吐き気を催す邪悪とはなんか違う もっともハンターハンターはというより冨樫先生のキャラは憎むべき忌むべきキャラなのに、どうしてか嫌いになれない奴らが多い -- 名無しさん (2014-04-10 02 19 06) 悪のカリスマって存在なのだろうか -- 名無しさん (2014-06-07 15 01 34) ワンピのドフラみたいな感じかな -- 名無しさん (2014-06-07 15 48 55) そもそもデカい前振りこそあるが、現状台詞すらまともに無いキャラなんだから評価しようが無いだろ -- 名無しさん (2014-06-07 17 11 27) 作者「あ、わすれてた」 -- 名無しさん (2014-12-09 13 50 38) 次の編で麻薬シンジケートのボスとなりクラピカのいるノストラード組と対立、医者見習いのレオリオは偶然に麻薬中毒患者を助けたことで深く関わることに…そう予想してた時期が、私にありました。 -- 名無しさん (2015-01-11 10 23 05) ↑それはそれで面白そうだ -- 名無し (2015-07-05 16 07 42) 5大災厄とかいうすごい喜びそうな物があるから絡んできそうではある -- 名無しさん (2016-06-23 08 26 55) しかしジャイロが悪として登場するなら、ウェルフィンらも敵側として登場することになってしまうな -- 名無しさん (2016-06-23 08 58 40) 作者が生きてるうちに再登場できるんだろうか -- 名無しさん (2018-03-05 19 27 31) 後続のBW一隻乗っ取って現れる代わりに売り出した麻薬が新たな災厄の解決法になったりして -- 名無しさん (2018-03-05 19 33 29) アメトーークのハンターハンター芸人でまさか彼の事について触れるとは思わなかった -- 名無しさん (2018-09-14 19 17 12) 吐き気を催す邪悪はツェリードニヒがいるし、ジャイロの悪性は違うアプローチで描かれそう -- 名無しさん (2018-12-05 03 04 17) 五大災厄のなかには阻止限界点を超えるとどうにもならなくなる無限増産系の代物がある。ジャイロはそれを解き放ってハンタ世界の物語終盤の破滅的状況を生み出す原因になる、というのが妥当な予想のひとつだろう。個人的にはそこにパリストンも関与してろくでもないことになると予想する。 -- 名無しさん (2018-12-05 03 17 34) 「幸運にもゴンと出会わなかった」という表現からして、もう登場しないキャラだと思うが -- 名無しさん (2018-12-05 03 36 33) もう登場しないキャラならわざわざウルフェンとかイカルゴのくだり描く必要ないだろ。まぁでも実際登場しないうちに何らかの理由で作品が終了しそうだけど... -- あ (2019-11-14 15 11 21) ↑2「結局ジャイロはゴンと出合うことなくこの街を去りどこかへ消えた それが互いにとって幸運だったか否かは2人が出合うまでわからない」だぞ。この文面だと今は遭遇しなかったけどいずれ激突する可能性を示唆しているってことだろ。 -- 名無しさん (2019-12-31 15 39 16) ウェルフィンの推測だと流星街に向かった可能性が高い→ザザン騒動があったのでキメラアントであるジャイロも当然警戒される→流星街にジャイロを受け入れるか報復の対象にするかで内部対立→受け入れ派のクロロが報復派の長老を殺して念能力を盗む→長老不在の流星街でジャイロが組織再編、とかかなぁ -- 名無しさん (2020-02-27 17 19 14) アニカビでいうところのヤミカゲ……………とはまた違うか。 -- 名無しさん (2024-05-18 01 46 08) この連載のペースだと再登場する前に冨樫の寿命尽きるんじゃないかな…こ -- 名無しさん (2024-06-05 14 11 18) ジャイロって寄生獣で最後に立ちはだかった単なる犯罪者のあいつっぽい立ち位置の気がする 暗黒大陸編の後に描くとしたら明らかに見劣りすることは確定してるし 作品全体を通してのラスボス=ゴンにとって最大の宿敵 グリードアイランドが仮想暗黒大陸と言われてるように、ジャイロのヒントは過去の長編にヒントがあると見た 恐らくこいつも誰かしらの焼き直しだろう -- 名無しさん (2024-06-07 19 14 29) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dm-original/pages/1168.html
究極の世界 ジャイロ SR ゼロ (12) 14000 クリーチャー:パーフェクト・コマンド ■自分のターン中に一度まで、自分のマナゾーンにカードが12枚以上あれば、手札のこのクリーチャーを相手に見せてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを1体選んで、相手の山札に戻してシャッフルする。 ■このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、相手のシールドを2枚選んで、相手の山札に戻してシャッフルする。 ■このクリーチャーがバトルゾーンから離れるとき、またはどこからでも墓地に置かれる時、かわりに自分の手札に戻す。その後、相手のマナゾーンのカードを2枚選んで、相手の山札に戻してシャッフルする。 ■T・ブレイカー 収録 巡界編第5弾 逆流世界(バック・トゥ・ザ・ギャラクシー) 作者 天照 評価・意見 名前 コメント